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【ロシア旅番外編】陰キャラがモスクワのストリップバーに行った結果

 なぜかモスクワで宿泊していたホテルにストリップバーが入っていたため、本場の空気を味わいに少しだけ覗きに行ってみることにした。今回は、その際の感想について述べていきたい。

 

◆ストリップバーの感想

 ストリップバーではまずドリンクを注文し、その後は舞台で披露されるストリップショーを見ながらお酒を飲む。ストリップショーとは設置されている棒を使って踊りをし、徐々に服を脱いでいくアレである。テレビで見たことのある風景が広がっており一瞬は感動したが、単調なため5秒ぐらいで飽きた。

 

 当然見ているだけではなく、ショーに出ている女性たちと話すこともできる。また、好みの女性に多くのお金を積むと、別室に案内されスペシャルサービスを受けることも可能である。そのため、男から金を巻き上げるために女性たちは積極的に話しかけに来てくれる。

 

 しかし、互いに英語が上手くないことなどが災いし、これについてもあまり楽しむことが出来なかった。言葉が通じて色々話せたなら有意義な時間になったと思うので、もったいないことをしたと反省している。

(以前東南アジアでも似たような経験があったが、そこでも言語の壁が障害となり楽しめなかった記憶がある。語学力は無くても旅は可能だが、あった方が楽しいということは旅に出るたびに痛感する。)

 

 ちなみに、ストリップショーに出ていたロシア人の女性についてだが、正直あまり印象に残っていない。お店が良くなかっただけの可能性は高いが、日本人が抱いているロシア人女性への幻想は捨てた方が良いかもしれない。

 

◆スーパーお金巻き上げタイム

 飽きたので帰ろうとしていた頃、突然ショーの雰囲気が変わった。これまで舞台にいた女性たちが一斉に降りてきて、男たちにお金をたかりに行きだしたのだ。

 

 お金をたかる際は肌をさらして、これ以上見たいのであればお金をくれということをアピールしてくる。気に入った子がいれば、下着の間にお金を挟めば応えてくれる。北九州のロシアパブも似たようなことをやっていたので、万国共通なのかもしれない。

 

 面白そうだったので、ものは試しで一度お金を出してみた。が、触らせてもくれないし、乳も見せてくれない。どうやらそこまでするには更にお金が必要らしい。

 別にお金を積むほど興味も無かったため無視をしていたが、アピールが激しく断ることがなかなか面倒くさい。いつまでたってもお金巻き上げタイムが終わらないので、チップだと思い適当にお金を払い退場をした。

 

 ストリップバーに来るということは、このお金巻き上げタイムにたくさんお金を落とすことが暗黙のルールだったのかもしれない。日本ですらストリップバーの経験をしたことがない陰キャラが、興味本位で少しだけ覗こうと訪問をしたのは失礼だったのかもしれないと反省をしている。

 

◆まとめ

 結果的にあまり楽しむことが出来ずに終わってしまったが、今思えば良い思い出になっている。旅というものは「非日常」を味わう行為そのものであるが、女遊びというものも陰キャラの私にとっては「非日常」そのものである。非日常と非日常が掛け合わさることで、忘れられない思い出が出来るのだ。

 

 私は日本でこの手の店に行くことには抵抗があるが、旅行先では社会勉強だと思って挑戦をするようにしている。日本のイメージとは異なり、海外のものは観光客向けの場所も多いため、男性諸君にはぜひ挑戦をしてもらいたい。

 

シリィ