【性癖】ビジネスホテルにチェックインをする瞬間が何よりも好きな男
私はビジネスホテルにチェックインをする瞬間が、何よりも好きである。
私のような子ども部屋おじさんにとって、ビジネスホテルでの宿泊は通常の人間よりも特別な意味を持つ。
基本的に実家以外では暮らしたことがないため、実家の布団以外で眠ることだけでもテンションが上がる。
また、普段は家族のいない空間にいることが滅多にないため、ホテルに泊まるたびに初めて一人暮らしをした時のような解放感を味わうことが可能なのだ。
ビジネスホテルに宿泊する際は、非日常を満喫するために服は着ないようにしている。
そうして、普段はしないようなことを少しだけしてみる。普段は買わないお酒を飲んだり、普段は吸わないタバコを吸ってみたり、普段は読まないマンガをkindleで一気読みしたり、だ。
こうした非日常の中で、心地よい解放感に包まれながらの睡眠は格別である。
また、ビジネスホテルは朝も最高だ。ビジネスホテル特有のタバコの残り香をかぎながら起床をすると、普段とは違う一日に期待を膨らませることが出来る。
ビジネスホテルで浴びる朝シャワーも、同様に素晴らしい。ふかふかのバスタオルを超贅沢な使用方法で朝から使うことが出来るし、シャンプーだって使い放題である。シャワーカーテンの外に飛び散らないようシャワーを浴びる行為だけでも楽しい。
普段は面倒すぎて夏にしか朝は浴びないのだが、ビジネスホテルに宿泊した際は必ず朝にシャワーを浴びて一日をスタートさせている。
何故こんな内容を書いたかと言うと、現在アパホテルには2500円から泊まれるためだ。アパホテルはその性質上、場所により客室クオリティの上下が激しいためあまり好きではないのだが、それでも2500円は嬉しい。
ちなみに私は来週、会社のある大手町近辺で宿泊したいと考えている。朝に歩いて出社をする姿を想像しただけでも気分が高揚してくるし、夜はどこを散歩するかで既に胸が高まっている。
私のようなビジネスホテル愛好家諸君は、是非普段は泊まらない地元のアパホテルを利用してみてはいかがだろうか。
シリィ