SiRi BLOG

世界一周に向けた準備をしています。

【泣きアニメ】就活で64社に落とされ、強靭なメンタルを手に入れた男

 私は本当にメンタルの弱い人間だ。いや、”だった”

 

 以前の私は、辛いことがあると数日間は落ち込むようなメンタルの弱い人間だった。他人から言われた言葉や、自分の犯した失敗を極度に気にし、夜も眠れない日があるほどだった。また、根本的に他人を恐れており、人前に出て話すことも苦手だった。

 だが、そんな甘えを許してくれない最悪のイベントが訪れる。就活である。就活とは苦しい経験の連続である。上手くいかないことの方が多いし、周囲の人間との優劣が明確になる。結果的に就活では64社から落とされたのだが、乗り越えた時には一回り大きく成長していた。就活を通して多くのことを学んだが、最も大きな成長は以下の一点である。

 

「他人からの評価を気にすることをやめた。」

 

 悩みの多くは、人間関係に起因するものだ。少なくとも私の場合、他人が絡まない悩みなんて殆どないと思う。とにかくよく他人の目を気にしていたし、周りの人間と異なる行動を取るのが怖かった。

 しかし会社に落ち続ける中で、他人に何と思われようが、自分の人生には何の影響も及ぼさないことに気が付いた。もちろん良く思われないと面接に合格は出来ないのだが、失敗をしたところで、その面接官に変な奴だと思われているだけである。当然別の会社の面接には影響しないし、自分に危害が加わることもない。地球上77億人の内、たかだか数人からマイナスの評価を受けているだけだ。

 また、世間体や周囲の評価も気にすることがなくなった。以前は周囲から逸脱する行動を過度に恐れていたし、プライドも高かった。だが、世間体があったところで自分には何の影響も及ぼさない。結婚をしたいのであれば別であるが、世間体自体には何の価値もない。

 入りたい企業がある人間にとって、上記の考えは難しいかもしない。だが、もし面接に失敗してしまった時は、ふと考えてみて欲しい。就職先など世界に無数に存在するし、世間体の良い企業に就職すること自体に大きな意味はないのだ。

 

 他人からの評価という呪縛から解放され、メンタルが大きく成長した。辛いことがあってもあまり悩まなくなったし、人前で話すことも苦ではなくなった。嫌なことを言われても、77億人の人間の一人が何か言ってるな、ぐらいに思うようになった。会社でミスをした際も、世界に及ぼす影響は殆どないと思い、過度な反省をしなくなった。

 世界は思っている以上に大きく、自分の与える影響は思っている以上に小さいのだ。

 

シリィ