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【ロシア旅#7】クレムリンの観光と入場チケットの購入方法について

 今回の記事では、モスクワ観光のハイライトとでも言うべきクレムリンについて紹介する。入場チケットの買い方に少し注意が必要なので、チケットの購入方法についても細かく説明を行いたい。

 

◆旅のスケジュール

8/9 成田→ウラジオストク(ウラジオストク泊)
8/10 ウラジオストク観光→シベリア鉄道乗車
8/10~8/13 シベリア鉄道(鉄道泊)
8/13 シベリア鉄道下車→イルクーツク観光。(イルクーツク泊)
8/14 イルクーツクバイカル湖観光(イルクーツク泊)
8/15 イルクーツク→モスクワ(モスクワ泊)
8/16~8/17 モスクワ観光(モスクワ泊)←今回の記事
8/18 帰着

 

◆前回の記事

silly1131.hatenadiary.jp

 

 

入場チケットの買い方について

 クレムリンはモスクワを訪れた観光客であれば、まず間違いなく訪問をする鉄板の観光スポットとなっている。中国人観光客を中心に、世界各国から想像を絶する数の人が訪れていた。

 

  クレムリンの入場チケットは複数種類存在する。クレムリン内部と一部の教会にのみ入ることが可能な一般入場券、武器庫・ダイヤモンド庫への入場券、イヴァン大帝の鐘楼への入場券の3つが主なチケットとなる。その他、チケット購入窓口でオーディオガイドの貸し出しも行っていた。

 

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チケット販売を行っている建物

 チケット購入の際に注意するポイントとしては、以下の3点となる。

クレムリンへの入場は整理券制のため、チケット購入後に待ち時間が発生する点。

② 武器庫・ダイヤモンド庫の入場券購入窓口のみ、別の窓口となっている点。

③ 1日に入場可能な人数が定められており、定員に達した段階でその日のチケットを購入することが出来なくなる点。

 

 クレムリンへの入場は、チケット購入後に渡される整理券に記載された時間に行うこととなる。訪問客が非常に多いため、私の場合はチケット購入後に数時間以上待たされた。

 観光のスケジュールを組む際には、上記の内容も考慮した上で組む必要がある。幸い、赤の広場やグム百貨店などの見どころが近辺に密集しているため、時間を潰すことに困ることはない。

 

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赤の広場クレムリンは隣接している。

 武器庫・ダイヤモンド庫への入場券購入窓口は、一般入場券やその他の入場券とは別の窓口での販売となる。そのため、列に並ぶ際には注意をする必要がある。

 私の時も同様であったが、武器庫の入場券購入列が非常に長くなる傾向がある。一方、入場券のみの購入窓口であれば、1時間もせずにチケットを購入することが可能だ。建物の外まで続いている列は武器庫、建物の中で行列が完結している列が入場券の購入列と思えば良いだろう。

 また、チケット購入が可能な機械も置いてあるが、私の訪問時には使用することが出来なかった。

 

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どこに並んでいるのか分からなくなるので、注意が必要。

 

 入場券には定員が設けられており、規定人数に達するとその日の入場チケット販売が終了してしまう。そのため、クレムリンを訪問するつもりであれば、少なくとも午前中にチケットの購入は済ませる必要が出てくる。

 また、武器庫やイヴァン鐘楼への入場券は特に早く完売してしまう。私は9時頃から並び始めたが、どちらのチケットも入手することが出来なかった。

 

 ちなみに、オンラインでのチケット購入も可能なため、この記事を読んだ諸君には事前購入を推奨したい。楽観視しすぎて痛い目にあった私の経験を是非活かして欲しい。

 

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武器庫の購入列。この列の他にももう一本ある。

クレムリン観光のハイライト

 数時間の格闘の末、一般入場チケットのみは購入することができた。写真撮影不可の場所が多かったが、見どころをピックアップして紹介したい。(教会内部の装飾はどこも素晴らしい。写真撮影ができないので、是非自分の目で確かめて欲しい。)

 

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クレムリン広場の中心

 クレムリンの中には、ロシア正教の教会が複数存在している。訪問できる教会の数に限りがあった記憶があるので、訪問は計画的に行おう。

 

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リザパラジェーニャ教会

  各教会ともに、入場にはそれなりの時間がかかる。コミケで行列には慣れている私も、流石にこの日は疲れた。

 

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アルハンゲルスキー大聖堂

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イヴァン大帝の鐘楼

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ウスペンスキー大聖堂

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国立クレムリン宮殿

 クレムリン宮殿は、各国からの来賓にも使用される。この建物は、他の建物と比較して異質な雰囲気を放っている。(入場不可)

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大砲

まとめ:チケットを購入する際は朝から並ぼう!

 クレムリンはモスクワ一番の観光スポットであるため、入場チケットの購入にはそれなりの時間を要することを覚悟しよう。また、入場者数にも限りがあるため、少なくとも開場時間の9:30より前の時間に並んでおきたい。(オンラインで購入が可能であればそれに越したことはないが。)

 

 しかし、クレムリンには行列に見合った歴史的価値がある。教会内部のきらびやかな装飾については、是非とも自分の目で確認をして欲しいと思う。今後の人生でモスクワに再訪する機会があるかは不明だが、その際には今回訪問することが出来なかった武器庫にも訪問をしたい。

 

シリィ