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【ロシア旅#1】忙しい人にオススメ!2時間で行けるヨーロッパ、ウラジオストクの魅力

 あまりに旅行に行きたすぎて、夕方まで気を失っていた。この病気を治療するため、今更ながら昨年の8月に行ったロシア旅行の振り返りをしていきたい。

 

 

 

 ◆スケジュール(旅行は2019年に実施)

8/9 成田→ウラジオストク(ウラジオストク泊)
8/10 ウラジオストク観光→シベリア鉄道乗車(鉄道泊)←今回
8/11~8/12 シベリア鉄道(鉄道泊)
8/13 イルクーツク観光。(イルクーツク泊)
8/14 イルクーツクバイカル湖観光(イルクーツク泊)
8/15 イルクーツク→モスクワ(モスクワ泊)
8/16~8/17 モスクワ観光(モスクワ泊)
8/18 帰着

 

 

ウラジオストクへの行き方

 あまりイメージはないが、ロシアは日本の隣に位置する国である。特にウラジオストク日本海に面しているためアクセスが良く、成田空港からも2時間程度で行くことが可能である。Afterコロナの影響で様変わりする可能性もあるが、金額は片道3万円以内で行くことが可能だ。

 ただし、ロシアに行く際は事前のビザ取得が必要である。私はこのビザ取得で一度ミスをし、冷や汗をかいた経験がある。ビザの取り方については、別の記事にて紹介したい。(ウラジオストクのみであれば、電子ビザでも入国可能)

 

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私の使用したオーロラ航空

ウラジオストク空港から、市内への行き方

 市内と空港が離れており、電車、バス、タクシーのいずれかを使用して移動する必要がある。

・電車
1日5本と本数が少なく、日本からの便と時間が合いにくい。時間が合うのであれば選択肢に入れても良い。

・バス
空港を出て左側にマイクロバスの泊まっているバス停がある。料金はウラジオストク駅まで200P(2020年5月現在1P=約1.5円)。バジェット派には嬉しい価格だが、非常に混雑している上にかなり待つため、快適性も重視する人にはお勧めできない。

タクシー
 いわゆる白タクはあまり停車していないため、空港内のタクシーカウンターでタクシーを依頼する。出国ゲートを出て正面付近に、黄色い看板で大きくTaxiと書いてあるカウンターがあるので、そこで手配を依頼する。私はこれを使用し、市内まで向かった。
 料金は二人で750P/人で、ほかの乗客との乗合タクシーとなる。カウンターの人に行先の住所を教えると、番号をくれるので呼ばれるまで待つ。タクシーの運転手は全く英語が話せないので、ロシア語で書かれた住所を事前に準備しておきたい。(booking.comでホテルを予約していれば、現地語に翻訳した住所が出てくる。オススメ。)

 

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正面にバスの乗り場がある。

ウラジオストクの魅力

①ヨーロッパ風の美しい街並み

 ウラジオストクはロシアであり、ロシアという国はヨーロッパである。フライトが短いため空港を出るまでは忘れがちだが、実際に街を歩いてみるとこの事実を実感することになる。ウラジオストクには日本人のイメージするヨーロッパの美しい街並みがあり、そうした街並みを巡るだけでも充実した旅行になるだろう。

 

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 ②海と隣接した港町である点

 ウラジオストク日本海に面した港町となっており、海で遊んだり、遊覧船に乗り街を一望することが可能である。また、多くの店でシーフードを楽しむこともでき、港ならではの楽しみ方が可能だ。

 私も遊覧船に乗り、カモメに餌をやりながら街を眺めていた。真夏でも少し寒いぐらいだが、ゆったりとした時間を過ごすことが出来るだろう。遊覧船の本数は若干少ないが、付近には潜水艦ミュージアムなど時間をつぶせるスポットが点在している。

 

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 また、ウラジオストクの鷲の巣展望台からの景色は、海と街ととが調和をしており絶景である。初めてウラジオストクを訪れるのなら、一度は行ってみて損はしないだろう。

 展望台へのアクセスであるが、ロープウェイを使用するか、タクシーの利用を勧める。ロープウェイの駅は中々分かりにくい場所にあるため、不安な人はタクシーを使おう。ちなみに、私は歩いて展望台まで向かったが、かなり道が狭く急な坂も続くため、絶対にオススメは出来ない。

 

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ロープウェイ駅

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 ③レベルの高い料理と、リーズナブルな価格

 ウラジオストクは美食の街としても有名で、ロシア料理を始めとした周辺各国の料理を楽しむことが出来る。その上、ロシアはあまり物価も高くないため、日本よりも安価な価格で料理を楽しむことが可能だ。

 

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キエフ風?カツレツ

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ボルシチ

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ペリメニ

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ハチャプリ(ジョージアのピザ)

④アジア人の観光客も多く、治安が良い

 ウラジオストクはロシアのイメージに反して、非常に治安が良い。夜に出歩いて脅威を感じることは一度もなかったし、過去に旅行経験のある国と比較しても安全であると感じた。

 また、立地の関係でアジア人が多い。これをどう感じるのかは人それぞれだが、旅慣れしていない人にとっては安心できる材料の一つとなるだろう。

 

◆まとめ:忙しい人、海外慣れしていない人にオススメ!

 ウラジオストクでは気軽にヨーロッパの雰囲気を味わうことができ、日本人にとって非常に魅力的な旅行先であると感じた。レストランのレベルも総じて高く、食べ歩きのためだけに訪れる価値もあるだろう。

 一泊のみの滞在でも十分に楽しむことが可能なため、時間のない人にこそぜひ挑戦してもらいたい。また、治安も良いため、海外旅行初心者に対してもオススメである。「ヨーロッパに行きたいけど、時間も無いし少し不安…」という方、ウラジオストクを次の旅先の選択肢に加えてみてはいかがだろうか。

 

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シリィ